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電気とガスをまとめるメリット・デメリットは?後悔しない判断の決め手

電気とガスを1社にまとめるセット契約のメリットとデメリットを公平に解説。セット割や支払い一本化の良い点と、必ず安くなるとは限らない注意点・解約条件・都市ガスエリア限定の落とし穴まで、わたしソラが判断軸を整理します。

本記事はプロモーションを含みます。

「電気とガスをまとめると安くなるって聞くけど、本当にお得なのかな」。固定費を見直すときに、いちばん最初に気になるところですよね。わたしも引っ越しのタイミングで電気とガスの契約を一から考え直したとき、ここで結構悩みました。

結論から言うと、電気とガスをまとめる(セット契約にする)のは便利でお得になりやすい一方、まとめれば必ず安くなるわけではなく、別々の安い会社にしたほうが結果的に安くなる場合もあります。この記事では、まとめることのメリットとデメリットを公平に並べて、「自分の場合はどっちがいいのか」を判断できるところまで一緒に整理していきます。

各社の料金を一覧で比べたい方は、後半で案内する比較記事のほうが向いています。ここでは「まとめるかどうか」という意思決定そのものに集中しますね。

(確認日: 2026-06-21 / 料金・割引・対応エリアは事業者や地域で変わります。契約前にかならず各社の公式サイトで最新の内容をご確認ください。)

電気とガスをまとめるとはどういう契約のこと?

電気とガスを同じ1社(または同じグループ)で契約し、セットプランとして申し込むことです。電力自由化(2016年)とガス自由化(2017年)によって、電力会社がガスを、ガス会社が電気を売れるようになり、両方をまとめて選べるようになりました。

もともと電気は地域の電力会社、ガスは地域のガス会社、と別々に契約するのが当たり前でした。それが自由化以降、1社にまとめて「セット割」を受けたり、支払い窓口を1つにしたりできるようになっています。資源エネルギー庁も、自由化によって消費者が事業者やプランを選べるようになったと説明しています。

ただし「まとめられる」=「まとめたほうが得」とは限りません。ここからメリットとデメリットを順番に見ていきましょう。

電気とガスをまとめるメリットは?

主なメリットは、セット割引・支払いの一本化・ポイント還元・問い合わせ窓口の集約の4つです。順に説明しますね。

1. セット割引で基本料金や従量料金が割り引かれることがある
多くのセットプランでは、電気とガスを同じ会社にすると割引が適用されます。割引額や割引方式(基本料金から引く・従量単価を下げる・◯%オフなど)は会社によってまったく違います。「年間で数千円〜」とうたう会社もありますが、これはあくまで各社の試算条件での目安です。

2. 支払いとマイページが1つにまとまる
請求が1本化されると、家計管理がぐっとラクになります。明細を確認する場所が1つで済み、引き落とし日もまとまるので、わたしのように複数の固定費を追いかけるのが面倒な人にはありがたいポイントです。

3. ポイントが貯まる・共通ポイントと連携できることがある
会社によっては、利用額に応じて共通ポイントや独自ポイントが貯まります。ポイ活と組み合わせている方なら、ここも見逃せない判断材料になります。

4. 引っ越し・契約変更の手続きが一度で済む
新生活のスタート時、電気とガスを別々に申し込むと連絡先も書類も2倍。1社にまとめれば手続きが一度で済み、開通もスムーズになりやすいです。引っ越し時はやることが多いので、連絡先が1つにまとまるだけでも気持ちがラクになりました。

メリットを整理すると、「金額」だけでなく「手間が減る」価値が大きいのが特徴です。とくに共働きで日々の家計管理に時間をかけにくい世帯や、明細をこまめに見るのが苦手な人ほど、一本化のありがたみを感じやすいと思います。逆に言うと、金額の差だけで判断すると、この「手間が減る」価値を見落としてしまうので注意ですね。割引が小さくても、管理の手間が減ることで結果的に払いすぎに気づきやすくなる、という副次的な効果もあります。

電気とガスをまとめるデメリット・注意点は?

注意点は、必ず安くなるとは限らないこと・都市ガスエリア限定なこと・解約条件・選択肢が狭まることの4つです。ここがこの記事のいちばん大事なところです。

1. まとめても必ず安くなるとは限らない
セット割で電気は安くなっても、ガス単価がもともと割高な会社だと、トータルでは別々のほうが安いというケースがあります。割引額より、もとの単価のほうが家計への影響は大きいことが多いんです。

2. 都市ガスエリア限定で、プロパンガスは対象外のことが多い
ガスのセットプランは、基本的に都市ガスの供給エリア内が前提です。プロパンガス(LPガス)の家庭は、そもそもセットの対象外だったり、別の仕組みになることがほとんどです。自分の家がどちらのガスかを最初に確認しましょう。

3. 解約条件・違約金、セット解約時に両方へ影響することがある
セットプランには契約期間の縛りや解約金が設定されている場合があります。さらに、どちらか一方だけ乗り換えるとセット割が外れて、残ったほうの料金が上がることも。「電気だけ別の会社にしたい」と思ったときに、ガス側の条件も連動する点は要注意です。

4. 選べる範囲が狭まる
1社にまとめると、「電気は◯◯、ガスは△△」という自由な組み合わせができなくなります。それぞれを最安で攻めたい人にとっては、選択肢が減るのがデメリットになります。電気のプランは魅力的だけどガスはいまいち、という会社もあるので、両方を同時に妥協なく選びたい人には窮屈に感じられることがあります。

5. 切り替え後の割引条件が変わることがある
セット割の条件(割引率や適用期間、対象プラン)は、契約後に改定されることがあります。申し込み時にお得だった割引が、数年後には縮小されている、というのも珍しくありません。だからこそ「入って終わり」ではなく、定期的な見直しが大切になります。

便利さの裏側に、こうした条件があることを知ったうえで決めると後悔しにくいです。各社のプランを調べていて感じるのは、「まとめれば安い」というイメージだけで判断すると、ガスの単価という大きな要素を見落としやすいということ。イメージではなく、自分の使用量での総額で考えるのが、後悔しないいちばんの近道だと思います。

まとめると安くなる人・別々が安くなる人の違いは?

電気もガスも使用量が多い世帯ほどセット割の恩恵を受けやすく、使用量が少ない・どちらかしか使わない世帯は別々が有利になりやすいです。下の表で判断軸を整理しました。

判断軸 まとめるのが向きやすい 別々の会社が向きやすい
ガスの種類 都市ガスエリア内 プロパンガス(LPガス)
電気・ガスの使用量 どちらも使用量が多い どちらかが少ない/片方しか使わない
家計管理の好み 窓口を1つにまとめたい 手間より最安を優先したい
割引の中身 セット割で実質的に下がる セットにすると割高な単価がある
解約の柔軟さ 当面は乗り換え予定なし こまめに見直したい
ポイント 共通ポイントを貯めている ポイントより単価重視

あくまで一般的な傾向です。自分がどちらに当てはまりそうか、ざっくり眺めてみてくださいね。たとえば、一人暮らしでガスをあまり使わない(シャワー中心・自炊が少ない)世帯だと、ガス代の絶対額が小さいぶんセット割の効果も小さくなりがちです。逆に、家族世帯でお風呂も料理もガスをしっかり使うなら、まとめる価値が出やすくなります。同じ「まとめる」でも、世帯のライフスタイルによって損得が変わる、というのが正直なところです。

まとめる前に必ず確認したいことは?

割引後の総額・契約期間と解約金・対応エリア・支払い方法の4点を、契約前にチェックしましょう。

  • 割引「後」の総額で比べる:割引額の大きさではなく、電気代+ガス代を1年で合計したらいくらか、で比べます。割引が大きくても元の単価が高ければ意味がありません。
  • 契約期間・解約金の有無:縛りがあるか、途中解約で違約金が発生するか。引っ越し予定がある人は特に確認を。
  • 対応エリア(都市ガスかどうか):自宅が都市ガスのエリアか、プロパンか。ここを外すと話が進みません。
  • 支払い方法とポイント:クレジットカード払いに対応しているか、ポイント還元はあるか。

確認のときは各社公式の料金シミュレーションを使うと、自分の使用量での目安が出ます。手元に直近の検針票(電気・ガスの使用量がわかるもの)を用意しておくと、より正確な試算ができます。比べるときのコツは、1社のシミュレーションだけで満足せず、いまの契約のままの場合・まとめた場合・別々の安い会社にした場合の3パターンをざっくり並べてみることです。数値は変動するので、最新は公式でチェックしてください。シミュレーションの結果はあくまで各社の前提条件での目安なので、実際の請求と完全に一致するわけではない点も覚えておくと安心です。

電気とガスをまとめるとポイントや支払いはどう変わる?

請求が1本化され、会社によっては利用額に応じたポイントが貯まります。支払い口座やカードを1つにまとめられるので、引き落とし管理が単純になります。

クレジットカード払いに対応している会社なら、カードのポイントとセットプランのポイントを二重取りできることもあります。ポイ活的に見ると、この組み合わせは小さくない差になります。ただしポイント還元率や付与条件も変わりやすいので、申し込み時点の条件を必ず確認しましょう。

賃貸でも電気とガスをまとめられる?

多くの場合まとめられますが、ガスの種類や物件の契約形態によっては選べないことがあります。

賃貸でも、自分名義で電気・ガスを契約しているなら、原則としてセットプランに切り替えられます。ただし、建物がプロパンガスだったり、ガスの契約が管理会社・大家さん経由で決まっている場合は、自由に選べないことがあります。退去時の手続きや解約金の扱いも確認しておくと安心です。

まとめたあとに後悔しないためのコツは?

「まとめて終わり」にせず、定期的に総額を見直すことです。料金プランや割引は改定されることがあるためです。

申し込んだ時点ではお得でも、数年経つと他社のほうが安くなっていることはよくあります。1年に1度くらい、いまの電気代+ガス代の合計を確認して、他のプランと比べてみる習慣をつけると、払いすぎを防げます。乗り換えの手間が気になる人は、解約条件を先に把握しておくと動きやすいです。

各社を横並びで比べたいときは、電気ガスセットの比較記事電力会社の比較記事を参考にしてください。本記事で「まとめるか別々か」の方針を決めてから、具体的な会社選びに進むとスムーズです。

よくある質問(FAQ)

Q. 電気とガスをまとめると必ず安くなりますか?
A. 必ず安くなるとは限りません。セット割で電気が安くなっても、ガス単価が割高な会社だとトータルでは別々のほうが安い場合があります。割引額ではなく、電気代とガス代を合算した年間総額で比べることをおすすめします。

Q. プロパンガスでも電気とガスをまとめられますか?
A. 多くのセットプランは都市ガスの供給エリアが前提のため、プロパンガス(LPガス)は対象外のことが多いです。まず自宅のガスが都市ガスかプロパンかを確認してください。プロパンの場合は別の見直し方法を検討することになります。

Q. まとめたあとに電気だけ別の会社に変えられますか?
A. 変えられる場合が多いですが、片方だけ乗り換えるとセット割が外れて、残ったほうの料金が上がることがあります。契約期間の縛りや解約金がないかも含めて、申し込み前に条件を確認しておくと安心です。

Q. 電気とガスを別々の会社にするのはダメなのですか?
A. ダメではありません。それぞれを安い会社で契約したほうがトータルで安くなるケースもあります。手間より最安を優先したい人や、使用量が少ない世帯では、別々のほうが向くこともあります。

Q. 賃貸でも電気とガスをまとめられますか?
A. 自分名義で契約していれば原則まとめられますが、物件がプロパンガスだったり、ガス契約が管理会社経由で決まっている場合は選べないことがあります。退去時の手続きや解約金も事前に確認しておきましょう。

まとめ:まとめるかどうかは「年間総額」で決める

電気とガスをまとめると、セット割・支払いの一本化・ポイント・手続きの簡略化といったメリットがあります。一方で、必ず安くなるわけではなく、都市ガスエリア限定・解約条件・選択肢が狭まるといった注意点もあります。

決め手はシンプルで、割引後の電気代+ガス代を1年で合計し、別々にした場合と比べてみること。そのうえで、家計管理のラクさやポイントといった「お金以外の価値」もあわせて判断すれば、後悔しにくい選択ができます。料金や条件は変わるので、最新の内容は各社公式で確認してくださいね。


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出典(一次情報)

  • 資源エネルギー庁「電力の小売全面自由化って何?」
  • 資源エネルギー庁「ガスの小売全面自由化」
  • 電力・ガス取引監視等委員会「電力・ガスの小売自由化に関する情報」
  • 経済産業省「電力・ガス小売自由化に関する制度・消費者向け情報」

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。料金・割引・対応エリア・解約条件は事業者や地域、契約時期によって異なり、変動します。契約の最終判断は各社の公式情報をご確認のうえ、ご自身で行ってください。