電力会社の乗り換え手順とデメリット|失敗しない切り替え方をわたしが整理
電力会社の乗り換え手順とデメリットを知りたい人向けに、使用量の確認から申し込み・スマートメーター交換・切替完了までの流れを整理しました。原則工事不要で手軽な一方、市場連動型の高騰リスクや解約金、倒産・撤退リスクなどの注意点も正直にお伝えします。確認日2026-06-20。
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電力会社の乗り換えって「手続きが面倒そう」「停電したり工事が必要だったりしないの?」と身構えてしまいますよね。わたしも家計の固定費を見直したとき、電気の乗り換えが気になって、手順と注意点を資源エネルギー庁や各社の公式情報で調べて整理してみました。この記事では、その調査でわかった「乗り換えの具体的な流れ」と「事前に知っておきたいデメリット」を、わたしの視点でまとめてお伝えします。
結論を先にお伝えすると、乗り換えの手順はシンプルで、「①今の使用量を確認する→②比較して乗り換え先を決める→③新しい会社に申し込む→④スマートメーターへ交換(原則工事不要・無料)→⑤切替日に自動で完了」という流れです。今の会社への解約連絡も、多くは新しい会社が代行してくれます。ただし手軽だからこそ、市場連動型の高騰リスク、解約金や最低利用期間、運営会社の倒産・撤退リスク、支払い方法の制約といったデメリットを先に把握しておくことが大切です。「乗り換えれば必ず安くなる」とは言い切れないので、ここから一緒に見ていきましょう。
そもそも電力会社の乗り換えって本当にできるの?
2016年4月の電力小売全面自由化により、家庭でも住んでいる地域の電力会社以外へ自由に乗り換えられます。
以前は家庭向けの電気を、各地域の大手電力会社からしか買えませんでした。2016年4月の「電力小売全面自由化」によって、国に登録した「小売電気事業者」であれば家庭にも電気を販売できるようになり、わたしたちが契約先を選べるようになったんです。資源エネルギー庁も、この自由化によって消費者が料金やサービスで電力会社・プランを選べるようになったと案内しています。
新しく参入した会社は「新電力」と呼ばれることがあります。ガス会社や通信会社、商社など、もともと別事業をしていた企業が電気販売に参入しているケースも多いです。乗り換えても電気そのものの品質は変わりませんし、送電網は地域の送配電会社が引き続き管理しているので、契約先が変わっても電気の流れ方は同じです。
つまり乗り換えとは「電気を買う相手を変えること」と考えるとわかりやすいですね。同じ電気を、どの会社のどの料金プランで買うか。そこに見直しの余地が生まれている、ということです。
電力会社の乗り換え手順はどう進めればいい?
「使用量の確認→比較→申し込み→スマートメーター交換→切替完了」の5ステップで、申し込み以外はほぼ自動で進みます。
実際の流れを、わたしが調べてステップ表に整理しました。資源エネルギー庁も、切り替えにあたって基本的に工事は不要で、立ち会いも原則いらないと案内しています。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| ①使用量の確認 | 検針票やマイページで電気使用量(kWh)・契約容量・お客様番号を確認 | 過去数か月分を見ると自分の傾向がつかめる |
| ②比較・選択 | 乗り換え先の会社とプランを決める(料金タイプもここで選ぶ) | 従量電灯か市場連動型かを必ず確認 |
| ③申し込み | 新しい会社へ申し込む(検針票の情報が必要なことが多い) | Webで完結する会社が多い |
| ④スマートメーター交換 | 未設置なら無料で交換される | 原則工事不要・立ち会い不要のことが多い |
| ⑤切替完了 | 切替日に自動で新会社の供給へ切り替わる | 電気が止まる心配はない |
大きなポイントは2つあります。1つめは、今契約している電力会社への解約連絡を自分でする必要が基本的にないこと。多くの場合、新しい会社が切り替え手続きを代行してくれます。2つめは、申し込みから切り替え完了まで一定の期間がかかること。次の項目で詳しくお伝えしますね。手続きの詳細や必要書類は会社によって異なるので、申し込み前に公式の案内を確認してください(確認日 2026-06-20)。
乗り換え前に必要なものと、かかる期間は?
検針票(マイページ情報)と支払い情報があれば申し込めて、切り替え完了までは2週間から1か月程度かかる場合があります。
乗り換えの申し込みでつまずきやすいのが、検針票に載っている情報です。多くの会社で「お客様番号」「供給地点特定番号」「現在の契約容量(アンペアやkVA)」の入力を求められます。これらは検針票やマイページに記載されているので、申し込み前に手元に用意しておくとスムーズです。支払い方法(クレジットカードか口座振替か)も会社によって対応が異なるため、あわせて準備しておきましょう。
そして一番大事なのが、今の使用量の把握です。自分が月にどれくらい電気を使っているかがわからないと、そもそも比較ができません。一人暮らしで日中外出が多い人と、在宅ワークや子育てで日中も電気を使う世帯では、合うプランがまったく変わります。検針票の「使用電力量(kWh)」を数か月分見て、自分のレベルをつかんでおきましょう。
そして見落としがちなのが、申し込んでから実際に切り替わるまでの期間です。電力会社の乗り換えは「申し込んだその日から新しい会社になる」わけではなく、検針のタイミングや切替手続きの都合で、供給が切り替わるのは次回以降の検針日になることが多いからです。会社によって案内は異なりますが、目安として2週間から1か月程度を見ておくと安心です。引っ越しに合わせたいときは、申し込みのタイミングに余裕を持たせるのがコツです。待っている間も電気は止まらず、旧会社の供給が続いて切替日に自動で新会社へ移るだけなので、慌てずに進められます。
電力会社を乗り換えるデメリットには何がある?
市場連動型の高騰リスク、解約金や最低利用期間、運営会社の倒産・撤退リスク、支払い方法の制約などがあり、事前確認が欠かせません。
手軽に乗り換えられる反面、見落とすと後悔しやすいデメリットがあります。わたしが調べて「ここは要注意」と感じた点を、対比でまとめました。
| メリット | デメリット(注意点) |
|---|---|
| 原則工事不要・スマートメーター交換も無料 | 申し込みから切替完了まで2週間〜1か月かかる場合がある |
| 解約連絡は新会社が代行することが多い | プランによっては解約金・最低利用期間がある |
| 料金タイプやセット割を選べる | 市場連動型は市場高騰時に電気代が大きく上がる |
| 電気の品質・停電対応は変わらない | 運営会社の倒産・撤退で契約が続けられなくなることがある |
| 電気とガスのセット割で管理が楽になる | 支払い方法がクレジットカードのみなど制約がある場合も |
このあと、特に押さえておきたい「市場連動型のリスク」「解約金・最低利用期間」「倒産・撤退リスク」を、ひとつずつ深掘りしていきますね。デメリットを知ったうえで選べば、安心して長く使えます。これらは事業者により条件が異なり、内容も変わることがあるので、契約前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください(確認日 2026-06-20)。
市場連動型プランの高騰リスクって何が怖いの?
電気代の単価が卸電力市場の価格に連動して変わるため、高騰した月に請求が想定以上に膨らむ点が怖いところです。
電気の料金プランには、大きく分けて単価があらかじめ決まっている「従量電灯型」と、卸電力市場の価格に単価が連動する「市場連動型」があります。市場連動型は、市場価格が低い時期には従量電灯型より安くなることがあり、価格を日々確認できる人には魅力的です。
ただ、怖いのは逆のケースです。過去には燃料価格の高騰などで電力市場の価格が大きく上がった時期があり、市場連動型を契約していた家庭で電気代が想定以上に高くなった例が報じられました。単価が市場任せになる分、毎月の家計の見通しが立てにくくなります。
「安いプランを見つけた」と思って契約したら市場連動型で、高騰月に請求が膨らんでしまう、という事態は避けたいですよね。乗り換え先のプランが市場連動型かどうかは、申し込み前に必ず確認したいポイントです。安定を重視するなら、単価が決まっている従量電灯型のほうが安心して使えます。安さの可能性と変動リスクは表と裏なので、自分の家計が変動に耐えられるかで判断してください。
解約金や最低利用期間はかかる?
会社やプランによっては契約期間の縛りがあり、途中解約で解約金(違約金)が発生する場合があります。
すべての電力会社に縛りがあるわけではありませんが、一部の会社・プランには「最低利用期間」が設定されていて、その期間内に解約すると解約金がかかることがあります。お得なキャンペーンの条件として縛りが付いているケースもあるので、安さやキャンペーンだけを見て飛びつかないのがコツです。
短期間で再び乗り換える可能性がある人や、引っ越しの予定がある人は、ここを最初に確認しておくと安心です。せっかく安いプランに乗り換えても、すぐ解約して解約金がかかると、トータルで損をしてしまうこともあります。
確認するときは、契約期間・最低利用期間・解約金の金額、そして「いつまでに解約すればかからないか」までセットで見ておきましょう。条件は会社によって大きく異なり、変わることもあるので、契約前に公式で最新の内容をご確認ください(確認日 2026-06-20)。
乗り換えた会社が倒産・撤退したらどうなる?
契約先の小売電気事業者が事業をやめても、電気が急に止まらないようセーフティネットの仕組みが用意されています。
新電力の中には、燃料価格の高騰などを背景に事業から撤退したり、新規受付を停止したりする会社が出たこともあります。「乗り換えた会社がなくなったら電気が止まるの?」と不安になりますよね。わたしも調べる前は心配でした。
でも、電気を家まで届ける送電網は地域の送配電会社が管理しているので、契約先がなくなっても電気の流れ自体は止まりません。資源エネルギー庁も、自由化後も安定供給が担保される仕組みになっていると案内しています。万が一契約先が供給をやめる場合でも、すぐに電気が止まらないよう、最終的な受け皿となる供給の仕組みが用意されています。
とはいえ、撤退や受付停止があると、別の会社への乗り換えを自分で進める必要が出てきたり、一時的に割高な料金になったりすることはあります。だからこそ会社選びでは、料金の安さだけでなく、運営の継続性や問い合わせ対応も見ておきたいところです。極端に安いプランには市場連動型や条件が隠れていることもあるので、仕組みを理解したうえで信頼できる会社を選びましょう。
支払い方法に制約はある? ポイントは貯まる?
会社によってクレジットカードのみ、口座振替のみなど対応が分かれるため、希望の支払い方法に対応しているかの確認が必要です。
支払い方法は、見落としがちですが地味に大事なポイントです。大手電力会社では口座振替・クレジットカード・払込票など複数に対応していることが多い一方、新電力の中にはクレジットカード払いのみ対応という会社もあります。普段カードを使わない人だと、ここで合わないこともあります。
逆に、口座振替割引を用意している会社や、特定のポイント経済圏と相性のいい会社もあります。普段使っているクレジットカードやポイントとの組み合わせで、トータルのお得感が変わってくる部分です。電気代をカード払いにしてポイントを貯める使い方も人気ですが、これも会社の対応次第です。
支払い方法・割引・ポイント還元の条件は変動することがあるので、料金の単価だけでなく、支払いまわりの条件も比べておくと、契約後に「思っていたのと違う」となりにくいです。最新の条件は各社公式でご確認ください(確認日 2026-06-20)。
乗り換え時に電気とガスをまとめるのはアリ?
セット割があれば光熱費全体を抑えやすくなりますが、解約条件や本当に安いかは公式での確認が必要です。
電力会社を乗り換えるタイミングで、電気とガスを同じ会社にまとめてセット割を狙う人も多いです。請求がひとつにまとまって管理が楽になりますし、世帯の光熱費全体で見ると差が出やすい領域です。固定費の見直しは、まとめられるものをまとめると効果を感じやすいので、検討する価値はあります。
ただし、セット割にも注意点があります。割引額が小さく、ガス単体で見ると別会社のほうが安いケースもあります。また、片方を解約するとセット割が外れる、解約手続きが煩雑になる、といったこともあるので、乗り換え前に解除条件まで見ておきたいところです。
「セットだから必ずお得」とは言い切れないので、電気・ガスそれぞれの料金と、セットにしたときの合計を比べてみてください。地域によって都市ガスかプロパンガスかでも事情が変わります。電気単体の乗り換えとセットの乗り換え、どちらが自分の家計に合うかは、数字を当てはめて確認するのが確実です。最新の割引条件やエリアは公式での確認をおすすめします(確認日 2026-06-20)。
よくある質問
Q. 電力会社の乗り換え手順はどう進めればいいですか?
「①検針票で使用量を確認→②比較して乗り換え先を決める→③新しい会社に申し込む→④スマートメーターへ無料交換→⑤切替日に自動で完了」という流れです。原則工事は不要で、今の会社への解約連絡も多くは新会社が代行してくれます。必要書類や手順は会社により異なるので、申し込み前に公式でご確認ください(確認日 2026-06-20)。
Q. 乗り換えにはどのくらい時間がかかりますか?
申し込みから切り替え完了まで、おおむね2週間から1か月程度かかる場合があります。検針のタイミングで実際の切替日が決まるためです。待っている間も電気は止まらず、切替日に自動で新会社へ移ります。引っ越しに合わせたいときは余裕を持って申し込むのがおすすめです。
Q. 電力会社を乗り換えるデメリットは何ですか?
主なデメリットは、市場連動型プランの高騰リスク、プランによっては解約金・最低利用期間があること、運営会社の倒産・撤退リスク、支払い方法の制約などです。「乗り換えれば必ず安くなる」とは言い切れないので、料金タイプと条件を理解したうえで判断してください。
Q. 乗り換えに工事や費用はかかりますか?
原則として工事は不要で、スマートメーターへの交換も基本的に無料です。資源エネルギー庁もこの点を案内しています。ただし会社やプランによっては解約金や最低利用期間がある場合があるので、契約前に公式で確認してください。
Q. 乗り換えた会社が倒産したら電気は止まりますか?
止まりません。電気を届ける送電網は地域の送配電会社が引き続き管理しているため、契約先がなくなっても電気の流れ自体は止まりません。万が一契約先が供給をやめる場合も、急に電気が止まらないセーフティネットの仕組みが用意されています。
まとめ
電力会社の乗り換えは、2016年の電力自由化で家庭でもできるようになり、手順は「①使用量の確認→②比較→③申し込み→④スマートメーター交換→⑤切替完了」とシンプルです。原則工事不要で、解約連絡も多くは新会社が代行してくれます。一方で、申し込みから完了まで2週間〜1か月程度かかる場合があること、市場連動型の高騰リスク、解約金・最低利用期間、運営会社の倒産・撤退リスク、支払い方法の制約といったデメリットも事前に把握しておくことが大切です。「必ず安くなる」とは言い切れないからこそ、自分の使用量と料金タイプを理解して総額で比べてみてください。料金やキャンペーン、条件は事業者により異なり変動するので、候補を絞ったら各社公式で最新情報をチェックしてくださいね(確認日 2026-06-20)。
🌱 ソラからのおすすめ|電気の乗り換えは、固定費を整える大きな一歩です。どの会社が自分に合うか迷ったら電力会社の比較から、電気とガスをまとめたいならセットの乗り換えから見てみてください。さらに通信費(格安SIMや光回線)まで見直すと、浮くお金がぐっと増えます。乗り換えのタイミングや最新のお得キャンペーンは「最新お得情報LINE」で配信しているので、無料の「固定費 乗り換え診断」とあわせて受け取ってみてくださいね。